スペシャルティ・インストラクター(SPI)

SP Instructorを取得する理由

IE後でもSPを教えられない?

IE後に付帯されるSPIコースは下記のみです
・ピーク・パフォーマンス・ボイヤンシー
・プロジェクトAWARE
・AWAREサンゴ礁の保護
・AWARE Shark Conservation※
・Dive Against Debris※
※は資格申請後に講習が可能になります

IEに合格しただけでは、人気のディープ、エンリッチドエア、ナビゲーション、ドライスーツをはじめとする20種類以上のスペシャルティ(SP)を、一つも開催することはできません。各SPを開催するためには、それぞれのスペシャルティインストラクター(SPI)資格を一つずつ取得する必要があります。SPI講習では、各分野における専門知識、指導技術、そして安全管理に関するスキルを体系的に身につけることが可能です。
 

IE後に陥りやすい講習の失敗例

1.資格と現状のギャップによるもどかしさ
SPI全般未取得
SP取得時の達成条件や価値、開催内容を覚えていないためSPを提案することに引け目を感じてしまう。資格を持ちながら、現在はその能力が発揮できないことを隠してしまう(講習全般)

2.ドライスーツの知識不足
ドライスーツSPI未取得
ドライスーツの適切な使い方や浮力調整を指導できず、単純にウェイト増やすことを実施することでドライスーツでの快適で安全なダイビングを提供できていない。加えて、ファンダイビング参加者が急浮上のトラブルに陥るリスクマネージメントができない(講習全般・DLD)

3.ナビゲーションスキルの教示が困難
ナビゲーションSPI未取得
受講生にコンパスの名称、使い方や基本的なナビゲーションテクニックを効果的に指導できない。自分が水中のどこにいるかわからず講習の方角を間違える(OWD)

4.ディープダイビングの安全管理不足
ディープSPI未取得
深場における窒素酔いや深度計画の重要性、過膨張によるリスク、急浮上が発生しやすい深度を正しく指導できない。AOWやファンダイビング中に、自己が手一杯になり、お客様から目を離すことにより対応が疎かになる。参加者に安全なダイビングを提供できない(AOW・DLD)

5.ナビゲーションスキルの欠如による迷子
ナビゲーションSPI未取得
受講者に正確なコンパス操作、ナビゲーションパターン、地形を使ったルート計画の指導ができない。何度潜っても「海が覚えられない」「途中から判らなくなった」の繰り返しに陥りガイドができない。全員が水中で迷うリスクが高まる(AOW・DLD)

6.エンリッチドエアの主導ができない
エンリッチドエアSPI未取得
酸素混合比率を使用したナイトロックスに関する知識や指導が不足する。他メーカのダイブコンピュータの設定に消極的。結果として、エンリッチドエアを希望するダイバーの要望に応えられない(AOW・DLD)

7.水中での捜索・回収スキルの指導ができない
サーチ&リカバリーSPI未取得
水中での効率的な捜索パターンや物品の回収技術を教えられず、捜索や浮上を含むRD講習全般に自信がない。また、ダイバーの紛失物に適切に対応できない(RD・DLD)

コース概要

PADIスペシャルティインストラクター(SPI)講習は、特定のダイビングスキル分野に特化した知識と指導法を学ぶプログラムです。各SP(例:ディープ、ナビゲーション、エンリッチドエアなど)の目的や価値、開催方法を理解し、指導スキルを習得します。これにより、インストラクター(OWSI)は特化した講習を独自で開催できる資格を得られ、受講生により専門的で安全なダイビングを提供できます。また、講習を通じて、自身のスキル向上とキャリアの幅を広げることが可能です。

コースをご受講いただくと

TiaraのPADIスペシャルティインストラクター(SPI)講習は、特定分野のスキルと知識を無理なく習得できるプログラムです。多くの方が働きながら受講しており、自分に合ったスケジュールで学ぶことが可能です。例えば、ディープ、ナビゲーション、サーチ&リカバリー、エンリッチなど、特化した技術を身に付けることで、安全かつ専門性の高い指導ができるようになります。スキルアップとキャリア形成の両立を目指す方にぴったりの講習です。

参加前にご確認ください

基本条件と準備

  • PADI OWSI以上
    ・現在のIDC/OWSIに参加・修了(12ヵ月以内)
    ・受講SPIにおいてSP(一般資格)を取得済み
  • PADI AI以上で受講可能なSPI
    ・ダイブを伴わないスペシャルティ
  • PADI DM以上で受講可能なSPI
    ・PADI Emergency Oxgen Provider
    ・ACC AWAREサンゴ礁の保護
    ・AWR プロジェクトAWARE
    ・ESD 器材スペシャリスト
  • PADI DMとPADI AIはUPS フォトSPIトレーニング・コースに参加することができる。参加資格はありますが、SPI資格を得るにはコース修了と必要な条件を満たすことが必要。

認定の条件

PADIメンバーは①PADI Course Director(CD)が実施するSPI Training Coursesを受ける又は②所属PADIオフィスへ直接申請することによってPADI SPI資格を得ることができます

  • PADI CDが実施するSPI講習を受講
    ・対象のSP分野で経験ログ記録が10本以上
    ・PADI DMはIDCカリキュラムにある「学習と指導のワークショップ」を特定のSPコースに合わせたシナリオで修了する。
  • 所属PADIオフィスへ直接申請
    ・PADI インストラクター
    ・ これまでに25名以上のダイバーを認定
      a. ノンダイビング・コースでの認定は5名以下
      b. PADI Master/Seal Team登録は5名以下
    ・対象のSP分野で経験ログ記録が20本以上
    ・PADI SP Instructor Guideを使うことに同意
    ・申請書の声明文に署名

料金表

講習に欠かせないSPI 67,800円

☆ ドライスーツ・ダイバー
☆ ディープ・ダイバー
☆ 魚の見分け方
☆ ナビゲーター・ダイバー
☆ サーチ&リカバリー
☆ 器材スペシャリスト
☆ ナイト・ダイバー
☆ エンリッチド・エア・ダイバー
・Peak Performance Buoyancy(IE後付帯)
・Dive Against Debris(IE後付帯)

新体験を提供するSPI 59,800円

☆ ボート・ダイバー
☆ ドリフト・ダイバー
☆ レック・ダイバー

☆ PADI Emergency Oxgen Provider
☆ アンダーウォーター・ナチュラリスト
☆ アンダーウォーター・フォトグラファー
☆ アンダーウォーター・ビデオグラファー
☆ ダイバー・プロパルジョン・ビーグル
☆ アイス・ダイバー
・PADI AWARE(IE後付帯)
・AWAREサンゴ礁の保護(IE後付帯)
・AWAREサメの保護(IE後付帯)

料金に含まれるもの

・SPIアウトライン教材
・生徒用教材
・知識開発プレゼンテーション
・限定水域講習費
・海洋実習費
・ダイビング費用
※SPIの内容により実施がない項目あり

料金に含まれないもの

・レンタル器材
・宿泊を伴う場合の宿泊費
・達成条件不達時の追加講習費用
・申請料11,110円※1
・昼食代
・嗜好品
※1 料金は2025年度になり変動の可能性あり

未取得SP+SPIセット割引

・SPI料金に加えて+33,000でSP取得可能
 SP取得時の「+ファン料金」が無料に!
・SPとSPIの2種を取得(Cカード2枚)
・SPIとは別にSP申請料も必要になります

SPIコース日数

1種目~2種目 基本日数1日

※SPIの種目により2日間必要になる場合もあり

いかがでしょうか。
Tiara-proの「スペシャルティ・インストラクター(SPI)」は、講習料金、日数、そして実践で役立つスキルを明確に設定し、インストラクターとしての次のステップをしっかりサポートします。キャリアアップをお考えの方は、ぜひお気軽にご相談ください!
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
素敵な未来への第一歩を、ぜひ私たちと一緒に踏み出しましょう。お気軽にお問合せくださいね。

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